2011-07-24 日曜日 ｜ 盲人を癒されたイエスさま／尹恩孝師

盲人を癒されたイエスさま
ヨハネの福音書9:13-25
I.Key Idea
今日の本文はイエス様がシロアムの池で、生まれた時から目に障害を持った人をおいやしになるところです。この事を通してイエス様は、ご自身こそが肉体の目だけでなく、心の目までも治癒して新しくすることができるお方であることを宣言しています。人がイエス様を迎え入れさえすれば心の目が開かれるようになると宣言しておられるのです。そしてイエスさまは、ご自身を光として表現しています。イエス様は、閉じられている心の目、それにより霊的な視覚機能が停止してしまっている内面の目に、本当の光を与えられます。明るく見ることができるように癒すことのできるお方はただイエス様一人だということを、盲人の目を癒すことで宣言しておられるのです。心の目が開かれる過程は人間が絶望を経験してから始まるのです。自分の中で可能性を見る時、心の目は開かれません。イエス様が視覚障害者の目に泥を塗る事件がそれです。これ以上ないほどの絶望の状況と、それにより自分自身を捨てる決心が心からできることにより、内面の目が開かれるのです。今まで自分が見て経験してきたことは本物ではない、という告白と自己否定、さらに歪曲された人間の制度、文化、習慣まで否定することを経て霊的な世界の目が開かれるのです。この驚くべきことを経験した人々がヨセフとダニエルです。心の目が開かれて世界の本質、自分のビジョン、この世界に向かった神様の御心と目的を悟って知ることになることで、神様はその御心のまま人々お用いになることができました。私たちもこのようになる時、この最後の時をさらによく準備していき、再臨する神様を迎えることになる真の花嫁になっていくでしょう。
II. Small Group Discussions
1.肉の眼で見るのと心の眼で見ることの違いを話し合ってみましょう。主が心で見るように導いて下さった事件があったら互いに分かち合いましょう
2.私たちの時代に、特に心の目が開かれなければならない理由があるとしたら、どのような事でしょうか?