主日礼拝 1部説教
1部礼拝(日本語)
律法と福音
ローマへの手紙8章1-2節
I.Key Idea
神様がイスラエルの民に律法を与えた理由は、律法を守って救われるからではありませんでした。律法を通して罪が何なのかを分かり、自分が罪人であることを悟る手段として与えました。数多い律法の条項を守ることはできないし、守ろうとすると、かえって自分の中にある罪を気付き絶望するしかありませんでした。律法を通しては救いと希望より絶望しかないということを悟らせるために律法を与えたのです。その反面、律法には神様の心が込められているので、神さまは、その与えてくださった律法と神様の御旨とを私たちが理解し、神様に近づけるようにとその律法を与えてくださいました。
人間の本性に宿っている根本的な罪を解決するためには、神様の方法をそのまま受け入れる必要があります。しかし、イスラエルの民たちは律法をお与えになった神様の意図を悟れませんでした。自らの力で律法を守ろうとしました。しかし、自分が律法を守ったと思った時には、自分の力で義人になったと考え、そうではない人たちを裁くようになりました。その反面、律法を守れなかった時には、自分に対する罪責感のため神様に近寄らず神様から逃げる姿を見せました。
神様がお与えになった律法の中に“いけにえ(生け贄)”があります。罪を犯す度に羊を殺して“全焼のいけにえ”として捧げなければなりませんでした。凄まじい姿で殺される動物を見ながら、自分自身の罪のために動物たちが殺されるということを悟らなければなりませんでした。
そして、その動物の血は、十字架で全人類の罪のため血を流すイエス様を象徴します。この血の犠牲、十字架の血が全人類の罪を解決する唯一な方法であり代案です。律法を守ることでは救われません。より善良な行動で救われることもできません。自分の問題と習慣、考え、態度を変えることでも救われません。
私たちの中にある罪をなくす唯一の方法は、イエス・キリストの血です。律法ではなく、イエス・キリストの血の犠牲とこの十字架の贖いを信じる信仰こそが、罪を解決する唯一な道です!これが福音です!
II. Small Group Discussions
1.律法と福音の違いについて分かち合いましょう。
2.私たちがどのような状況の中で福音の力を体験し適用しているのかを分かち合いましょう。
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