2012-06-17 日曜日 ｜ 神様を感動させる人/裵讃植師

神様を感動させる人
第二歴代誌20:1-13

I.Key Idea
ユダと周りの異邦の国々との戦争は、単なる戦いではありませんでした。それは、神学的な観点からすると善と悪の戦いだったので、必ず勝つべきものでした。
ユダの王ヨシャパテは軍事的側面においても、富においても強力な力を持つ王でした。そんな彼に向かってモアブ人とアモン人、そしてセイル山の人々が連合して攻めて来ていたのです。敵軍はエルサレムから遠くないエン・ゲディに陣を張っていました。そのような緊迫した状況の中でヨシャパテはユダの民に断食を宣言し、神さまに助けを求めるためにあらゆる地域から集まった民たちは神様に向かって祈ります。彼らは昔、ソロモンが聖殿を建築した後に神様に捧げたその祈りをもう一度捧げながら神様に力を求めました。
このようなヨシャパテの信仰の姿勢を通じて、私たちは重要なことを学ぶことが出来ます。私たちに艱難や試練がやってくる時には、正面から立ち向かって克服を図ることも大事ですが、何よりもまず神さまに祈るべきだということです。
ヨシャパテは人類史における最も不思議な戦法で敵を倒します。戦争は軍馬と軍事の規模に左右されるものではなく、神さまの御手の中にあるということを信じる信仰で戦争に勝つことができたのです。そうです。神さまにどれだけ頼っているかが私たちの霊と肉における戦争の勝敗をも左右します。
II.Small Group Discussions
1. 霊的又は肉体的な事柄において切迫した状況に追い込まれた記憶があれば分かち合いましょう。当時、あなたが一番初めに取った行動は何ですか?
2. 神様の心を感動させた経験があれば分かち合ってください。